いろいろとゲームを語ろう

物好きなゲーマーがただただ最近遊んだゲームの感想とか内容とか書いていくブログ。レトロゲームの割合が高いかもしれない。更新は気が向いた時にだけ。

2023-01-01から1年間の記事一覧

Graze Counter GM

シューティングゲーム、アーケードゲーム市場での全盛期や弾幕STGの台頭直後に比べると控え目になったとはいえ、令和のこの時代とてその人気は静かながらに根強い。採算の都合からか大御所のメーカーが有名シリーズの完全新作を出すことは稀になってしまった…

螺旋麗嬢 スパイラルお嬢様 超髪のマキナ

『お嬢様』、諸君らはそのワードからどのようなキャラを連想するだろうか。いや、具体的には答えなくていい。我が聞きたいのはそこではない。…さて、諸君らの思い浮かべたお嬢様…その『髪型』はどんなものだっただろうか?…もしや、金髪縦ロールとかそういう…

Air Twister (エアツイスター)

日本におけるコンピュータゲーム業界の歴史はまだ半世紀とそこらといったところ、娯楽文化の中ではまだまだ若い部類である。どれくらい若いかといえば、それこそ黎明期を彩ったレジェンド級のクリエイターたちがご存命で、しかも今でもなおゲーム業界のどこ…

めがみめぐり

ニンテンドー3DS…天下の任天堂が伝説を築いたニンテンドーDSの後継機である。DSの特徴であるタッチパネルやマイク、二画面を引き継いだうえで、新たに3D立体視にも対応、後期の新モデルたるNewニンテンドー3DSシリーズでは性能向上のほか、NFCリーダー/ライ…

『スーパー32X』について語る

(スーパー32X専用ソフト『カオティクス』) 16bit…実に良い響きだ。16bitとは即ち高性能の証、希望の象徴、新時代の到来を示すワードであった。『ビット』が増えることで何が変わるのか、当時の客層がちゃんと理解していたのかは甚だ疑問ではあるが、『16bit…

役づくりパズル ゆめいろユラム

いつの時代でも変わらず愛され続けるゲームジャンル、『パズル』。そのカテゴライズの幅は広く、一言でパズルといっても様々なタイプのものがある。『ピクロス』などのように固定画面でじっくり考えるものもあれば、『パネポン』のように動的かつ素早い操作…

龍が如く7外伝 名を消した男

2023年はほんっとーにゲームが豊作の年である。ほぼほぼ毎週…週によっては毎日新作ゲーム、或いは去年あたりのゲームのアプデが来て『ゲームをやってるうちにまた次のゲームが…』という無限ループに襲われているのである。特に10月末から11月初頭はヤバかっ…

麻雀ファイトガール

麻雀とは非常に歴史のあるテーブルゲームである。手元にある13の牌を時に捨て、時に奪い、誰よりも早く役を揃えて和了るのがルール。冷静に考えるとかなり複雑かつ習得までハードルの高いゲームなのだがその支持は高年齢層を中心に幅広く、実際に日常的にや…

カードコネクト

家庭用ゲームが時代とともに変遷してきたように、アーケードゲームもまた時代に合わせて姿を変えてきた。ジャンル的な流行の移り変わりについては言わずもがな、その形態もまた多様なものに分かれている。とある時期を境にして表れたカード排出型のアーケー…

ソニックスーパースターズ

NetFlixで配信中のアニメ『ソニックプライム』に、2作連続ヒットした実写映画『ソニック・ザ・ムービー』、しっかり日本でも流通するようになったアメコミ『IDWソニック』…サイドキックだけでもこれだというのにメインであるゲームならば『ソニックフロンテ…

トリガーハート エグゼリカ

2001年1月にSEGAがハード事業から撤退すると表明したことで、最後のセガハードとなってしまった『DreamCast(ドリームキャスト)』。だがしかし、その寿命はセガハードの中でもかなり長い部類になる。撤退表明後もゲームハード末期特有の恋愛ゲームだけでなく…

『ボンバーガール オフィシャルアートブック』を語る

日本におけるゲーム業界はその前身ともいえるジュークボックス・エレメカから始まった。そして皆様ご存じ『KONAMI』はその時代から活躍し続けたレジェンドのひとつである。そしてゲーム業界が日本で勃興したその時より、アーケード・ホビーパソコン・コンシ…

BS F-ZERO GRAND PRIX 2 プラクティス ( + サテラビュー)

かつてスーパーファミコンと共に華々しくデビューを飾り、全世界で今なお根強い人気を誇る任天堂のレースゲーム『F-ZERO』。そこから始まるF-ZEROシリーズはここ数年…いや十数年に渡って深い眠りについていたのだが、約19年に渡る休止期間を経てとうとう先日…

オトメディウスX (エクセレント!)

ゲームというのは言わずもがなソレを動作させるハード…つまるところゲーム機やPCをはじめとするプラットフォームの存在が必要不可欠である。しかしながらプラットフォームにも限界というものがある。ゲームハードにとって避けられない世代交代、ソレが2度3度…

オトメディウスG (ゴージャス!)

『萌え』とは特定の対象物に対するとある方向性の好意を示したワードである。こういった概念は『萌え文化』と呼ばれ日本からやがて世界へ、『萌え』は『MOE』としてワールドワイドに広がっていった。むしろ近年では浸透しきって逆にあまり聞かなくなった(と…

Holocy.ai (ホロシー)

昨今のAIの進歩というのは軽く聞きかじる程度であっても目覚ましいものを感じる。(我もそうだったが)極々一部の個人クリエイターたちが自動ツールでホクホクやっていた時代は既に過去のもの、現代では業種や文化を問わず多方面の分野においてAIを活用する時…

てんしのたからばこ(プチゲームコレクション vol.1)

(『NEEDY GIRL OVERDOSE』本編より) いかなるゲームとて、ソレが生まれるまでには少なからずクリエイターの歴史が反映されるものだ。そのクリエイターが過去にどういう経験をしてきたか、或いはどういう世界を見てきたかによって、最終的に生み出される作品…

Grim Guardians: Demon Purge (グリム・ガーディアンズ デーモンパージ)

インティ・クリエイツとはかつてカプコンの元で『ロックマンゼロ』『ロックマンゼクス』をはじめ、良質な2Dアクションを多数開発したことでその名を轟かせ、今なお数多のメーカーの、そして自社パブリッシングの作品を世に届けている超有力デベロッパーであ…

スーパーマリオブラザーズ3

(親から受け継いだAV仕様ファミコンもといニューファミコン、我の生まれる前から稼働し、もうじき30年選手) 『ファミリーコンピュータ』、通称ファミコン。その名を知らぬゲーマーはおそらくこの世に存在しない。そう断言できるほどのレジェンドである。かつ…

スペースハリアー(アーケード)

み、皆の衆!! 見ろ!見ろ!いや違う、本文じゃない! スマホだと見えぬが、PCだと右のサイドバーだ!! コレだ!コレ!ここ!! ほら!!! そうだ!我がブログ…『いろいろとゲームを語ろう』におけるゲーム記事の数が…100を越えたのだー!!100!100だぞ…

ソニックオリジンズ・プラス

全世界で知らぬものはいない大スター『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、そんな彼も今年の6月23日についに32周年を迎えた。毎年この時期にはソニック絡みのめでたいニュースが何かしら報じられるのがお約束なのだが、今年も例外ではなかった。2023年の6月23日…

沙羅曼蛇2

ゲームに限ったハナシではないが、人気のある作品というのは余程のコトがない限り続編を渇望されるものである。だが『人気作の続編』ほど開発が難しいものはない。そもそも続編前提の作りであったならいざ知らず、大抵の作品はソレ1本でその世界を締めくくる…

スペースハリアー(PCエンジン)

『スペースハリアー』、それは体感ゲーム界のレジェンドである。本作はSEGAの、シューティングの、アーケードの、そのいずれの歴史においてもその名を残す超・名作であり、ゲーム性からサウンドまで色々と語るべきポイントの多い作品であるのだが、個人的に…

ぎゃる☆がん だぶるぴーす ばいりんぎゃる

諸君らには生涯の伴侶たりうる相手…例えるならば『恋人』などはいるだろうか?いるなら一生かけて大切にするべし。そして残念ながら我にはそういった存在はおらぬ。彼女いない歴=年齢、なんなら連絡先に異性どころか同性すらいない、究極のぼっちこそが我で…

ソニックアドバンス

はじめが肝心だからってカンケイないさドキドキは止められない自分が自分でいられるかぎり今日も走りつづけるゼ!_________________『ソニックアドバンス』説明書2Pより …さて、初期のソニックシリーズ特有、説明書orパケ裏の謎の格言で気分を高めたところで…

星のカービィ 鏡の大迷宮

『星のカービィ』シリーズ、30年以上の歴史を持ち、本編タイトルだけでも13作がリリースされているこのシリーズだが、特筆すべきはそのクオリティの驚異的な安定感である。基本的にノウハウが成熟したハード末期にリリースされることが多いからというのもあ…

TVアニメ『星のカービィ(アニカビ)』を語る

ふっふっふ…ハーッハッハッハ!!とうとうこの日がやってきた…!! 今日という日を待ち続けいかほどの年月が経ったか…。15年…否、ギリギリ20年くらいにはなるだろう…。しかーし!!事実としてこの日はやってきた!! 『アニカビ』ことTVアニメ版『星のカービ…

星のカービィWiiデラックス

『星のカービィ Wii』、という作品がある。大衆向けを絵に描いたような遊びやすさを30年以上に渡って提供し続ける本家『星のカービィ』シリーズの9作目にあたる作品で2011年発売、プラットフォームはWii。昨年、某所にて行われたシリーズ人気投票では1位にな…

『Game Boy Gallery(欧州版/豪州版 : ゲームボーイギャラリー)』

『ゲーム&ウオッチ』その昔、任天堂が発売した携帯ゲームである。 その名の通り、ゲームと時計がセットになっており、アラームや時間など、最低限の時計機能に、様々なゲームが遊べるという画期的な代物である。 …ハイ、大体の方はお察しの通り、かれこれ2…

ファイアーエムブレム エンゲージ

2023年が始まってかれこれ1ヵ月が経過したが、困ったことに年明け早々ゲーム三昧の日々を送っている。いやまぁ個人的には本望ではあるのだが、ここで問題が一つ…。語りたいゲームが渋滞を引き起こしている…。いやね、本当は2月に語ろうと準備していた作品が…