いろいろとゲームを語ろう

物好きなゲーマーがただただ最近遊んだゲームの感想とか内容とか書いていくブログ。レトロゲームの割合が高いかもしれない。更新は気が向いた時にだけ。

ふぁみこんむかし話 新 鬼ヶ島

 

f:id:Monozuki:20180923151707j:plain

栄えある任天堂製ADVシリーズ1作目、ふぁみこんむかし話 新 鬼ヶ島』

シリーズ恒例の前後編ディスクである。

 

f:id:Monozuki:20180923151542j:plain

 

monozukigame.hatenadiary.com

 

先日プレイした遊遊記』の前作にあたるが、別に物語に繋がりはない。

(スターシステム式なので一部のキャラが続投しているくらい)

 

このシリーズにしては珍しくアクションパートが存在せず、純粋なADVゲームとなっている。その分、ADVとしての謎解きを要求されるシーンが多い。

 

システム的には大体が遊遊記と同じ。

つまり、あの『ひとかえる』システムもある。

今作では男主人公の『どんべ』と女主人公の『ひかり』を切り替えながら進んでいく。

f:id:Monozuki:20180923151927j:plain

遊遊記に比べると人数が少ない分、より主人公達が深く描写されていて感情移入もしやすい

 

自分たちを育ててくれた老夫婦を救いたいという強い意志

彼らの生い立ちと、その贖罪のための冒険

冒険のさなか、多くの人物たちとの出会い

それらの数々がシナリオをより魅力的にしてくれている。

f:id:Monozuki:20180923152307j:plain

タイトルから想像できるように、今作のテーマは『桃太郎』…かと思いきや『日本昔話のミックス』である。

 

作中に出てくるあらゆる要素に昔話としての元ネタがあり、桃太郎かぐや姫浦島太郎金太郎鶴の恩返し舌切り雀などといったものを組み合わせた完全オリジナルのストーリーである。

(上記はほんの一例でもっとたくさんの昔話の要素がある)

 

昔話が元となったキャラたちは、どれもこれもコミカルで面白い。

f:id:Monozuki:20180923152431j:plain

物語時代の根底にある背景はかなり暗く、重いものになっているのだが、

そのコミカルなキャラたちが生き生きとして動いてくれるため、

常にプレイヤーが重く感じるということはない。

 

しかし、馬鹿みたいにずっと明るいというわけでもなく、

決めるべきポイントではしっかり暗い展開や、それを打破するような燃える展開もある!

f:id:Monozuki:20180923152614j:plain

このメリハリの良さ感情移入のしやすさが今作の魅力である!

 

ラストシーンはどこか切ない。

プレイしていてはじまりの森のラストに近いものを感じた。

スタッフが同じだし、はじまりの森』がオマージュだったのかもしれない

 

monozukigame.hatenadiary.com

 

ただし、シリーズ1作目ということもあって、システム的には不親切な点もちらほら。

特に、セーブ周りはどうにかしてほしかった感じはある。

 

難易度も体感的にはシリーズで一番高い

特殊な攻略法を要求されることも多く、おまけに一つのミスで即座にゲームオーバー

最終盤の『おしてみなよ』には笑うしかなかった。

f:id:Monozuki:20180923152743j:plain

一応、どこでもセーブができるので、ヤバげな選択肢を選ぶ前にセーブをすれば済むのだが、今作のセーブ*は死ぬほど不親切なのであんまり使いたくはない。

 

*鬼ヶ島のセーブシステム

今作のセーブではディスク入れ替え+ロード時間が発生する。

それだけなら他のADVと同じだが、鬼ヶ島の場合はセーブをするとタイトルに戻される。

タイトルからのデータロードには再びディスク入れ替えが必要で面倒くさい。

遊遊記のいったいさん(クイックセーブ)に慣れていると不便で仕方がない。

 

ただ、今作のアドバンテージはやはりプレイのしやすさにあるだろう。

何かと入手困難なこのシリーズにしては珍しく、VC配信も移植も行われている

そのため、気になったらすぐに手を出せるのも魅力だろう。

f:id:Monozuki:20180923153014j:plain

というか今の時代にオリジナル版をプレイするのは自分のような奇特な人間しかいないだろう。セーブロード周りとかディスク入れ替えとか絶対VC版の方が楽だろうし。

SEGA AGES ソニック・ザ・ヘッジホッグ

1ヵ月の延期を経て発売されたニンテンドースイッチソニック1
SEGA AGES ソニック・ザ・ヘッジホッグ

f:id:Monozuki:20180922002637j:plain

SEGAゲーで移植が多いといえばやっぱりスペースハリアーだけど、
このメガドラ版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』も大概だと思う。

・ジャム(SS)
・メガコレ(GC/XBOX/PS2)
ジェネシス(DS)
・クラコレ(DS)
・VC(Wii)
・ジェネコレ(PS3/360)
・白の時空(PS3/360)
・3D(3DS)

とっさに思い浮かぶだけでこんだけある。


まぁ、メガドラの顔だし、メガドラソフトのコレクションには
100%収録されてるから当然といえば当然なんだけど。

f:id:Monozuki:20180922003528j:plain

ハードごとに大きな違いがあるスぺハリとは違って、ソニック1の移植は大概変化がないのがちょっと前までお約束だったんだけど、M2開発の『3D ソニック・ザ・ヘッジホッグIOS辺りからそれは崩壊した。

 

今回のスイッチ版はどうなるのかというと、近年の新しいお約束に倣って追加要素ありの移植となっている。


開発は3D版を開発したM2、なので今回のベースは3DS版。

3DS版にあった途中セーブやステージセレクトはそのまま続投。ただ、セーブファイルの数が5つに増えたので遊びやすくなったのは間違いない。

f:id:Monozuki:20180922003455j:plain

スピンダッシュも使えるけど、3DS版から変わらずスピンチャージ中に攻撃判定がないのはやっぱり残念ジャムやIOS版だとできたんだけどなぁ…。
(細かいところだけどソニック1は思い入れ深いので地味に気になる)

 

基本はオリジナルと同じなので、
エディットモードステージセレクトなどのコマンドも使える
(ステージセレクトは正式な機能としてあるのでコマンドから実行する必要は全くないけど) 

f:id:Monozuki:20180922002730j:plain

これも3DS版と同じだけど、国内/海外の切り替えができる。
国内は所謂メガコレ版なので棘山が無敵貫通したり、
ラビリンスでフリーズしたりすることはないから安心

 

地味にフレーム画面モードの設定やらは今作からの新規要素。
この辺は好みに合わせて設定したい。 

f:id:Monozuki:20180922003318j:plain

ただし、3DS版にあったサウンドの詳細設定はオミット
あんまりいじる人がいなかったのだろうか。

 

さて、ここからはスイッチ版からの追加要素。
まずは『ソニックマニア』から逆輸入されたドロップダッシュ
ドロップダッシュの使用感はマニアと同様で気持ちよくかっ飛ばせるのは魅力。
ドロップダッシュができるソニック1はスイッチ版だけ!

f:id:Monozuki:20180922003922j:plain

次にリングキープモード
これは今作オリジナルというわけじゃなく、同じくM2開発の『3D ソニック2』のシステムで、リング10枚からスタートする初心者向けモード
追加要素はいくらでもあってくれてありがたい。
ソニックマニア/フォースから新しく入るプレイヤーもいるだろうしね。 

 

そしてここからが今作のメイン要素、『メガプレイ版』
幻のアーケード版ソニック1をプレイできる!
このアーケード版…メガプレイ版と呼ばれるものの移植は国内どころか海外でも初!

f:id:Monozuki:20180922002806j:plain
他の移植版を持っていてスイッチ版を買うプレイヤーはおそらくこれが目当てのハズ。

 

ちなみに自分はメガプレイ版を遊んだことはない。
(というか、今回収録されることで初めて存在を知った)

 

とりあえず軽く遊んでみて気付いた特徴として
・仕様はメガドラに準ずる(つまり棘山が無敵貫通する)
・一部ステージがカット(マーブルとラビリンスが全カットスクラップブレインも一部カット)
スペシャルステージに入れない(スペシャルリングは表示されるが無意味)
・ステージごとに個別に制限時間がある(0になったらアウト)
・残機は3で固定、残機を取得しても増加しない
・ラスボスを倒してもスタッフロールは流れずそのままタイトルへ
・ゲームオーバー/ゲームクリア時点でのスコアがランキングに集計される
・ダメージ後のリングが拾えない時間が長い?
・ゲームオーバー時はコイン投入で復活
といった感じ。それなりに通常版と異なるポイントもあって楽しい

f:id:Monozuki:20180922002847j:plain

とりあえず3回ほどプレイしてスピン・ドロップ・セーブなしで2コインクリアできたので満足!
1コインクリアできなかったあたり実に自分らしい。
(ラスボス戦でゲームオーバーになりました)

f:id:Monozuki:20180922002958j:plain

また、グリーンヒルの1面をどれだけ早くクリアできるかを競うタイムアタックメガプレイ版を残機1でどれだけスコアを稼げるかを競う『スコアアタック』がある。

f:id:Monozuki:20180922002926j:plain
この二つは強制的にドロップダッシュとスピンダッシュが解禁されるので、
原作では存在しなかったテクニックを使う必要があり、これはこれで面白い

 

また、意識はしていなかったが『リングチェイン』というものが追加。
これは『連続してリングを拾った枚数』らしい。

メガプレイ版を一度クリアした時点で最大チェイン数は168だった。

兎にも角にも、気になっていたメガプレイ版を遊ぶことができたし満足。
移植具合もほぼほぼ完璧だし追加要素も申し分なしでいい感じの移植だった。

f:id:Monozuki:20180922003118j:plain
既に発表済みのスイッチ版のソニック2も楽しみである!
IOS版にあったヒドゥンパレスを収録してほしいけど、難しいかな。IOS版の開発は違うところだし。

 

f:id:Monozuki:20180922003153j:plain

ところで、どの移植でも華麗にジャム版の難易度設定*がスルーされるの悲しい。
アレ結構いい機能だと思うんだけどなぁ。
初心者はリングキープモードで充分って判断だろうけど。
実際、ジャム版はオリジナルが一番難しかったし。

 

*ジャム版の難易度設定
セガサターン用ソフト『ソニックジャム』に収録されているソニック1の機能。
難易度を『イージー』『ノーマル』『オリジナル』の三段階から選択できる。
『ノーマル』ではリングの配置が原作より優しくなり、
『イージー』ではボスの耐久が減ったりステージがスキップされたりする。
『オリジナル』はメガドラ版そのままで一番難しい。

ふぁみこんむかし話 遊遊記

f:id:Monozuki:20180905003246j:plain

任天堂製ADVであるふぁみこんむかし話』シリーズの2作目、

ふぁみこんむかし話 遊遊記、ついにクリアできたので感想を書くのである。


ふぁみこんむかし話シリーズに共通しているポイントとして『昔話を下地にしたオリジナルストーリー』というものがあり、今作は西遊記がテーマ。

 

ちなみに、前後編ディスク*である。

f:id:Monozuki:20180920011231j:plain

*前後編ディスク
ディスクシステムのADVで時々存在する類のゲーム。
ソフト一つだけでは完結せず、前編と後編のディスク両方を使うことで最後まで遊べるようになる。
通常のソフトに比べて表現がパワーアップしていたり、ボリュームがアップしたりするのが魅力だが、プレイ中は前編のA/B面と後編のA/B面をちょくちょく入れ替える事になるので面倒くさい。
ちなみに、後編ディスクだけではゲームの機動すらできない。

 

生憎、自分は西遊記なんて中学生くらいの時に文庫本を読んでいた程度の知識しかないので、どこまでが原作通りで、どこからがオリジナルなのか曖昧。
なので原作に関連した感想の個所は話半分に読んでほしい。 

f:id:Monozuki:20180920011454j:plain

主人公は西遊記でお馴染みの『ごくう』
今作オリジナルキャラの『ちゃお』
(この二人は名前変更が可能)


メインはこの二人で、そこに更にサブ主人公で
『さんぞう』『はっかい』『ごじょう』が登場する。

f:id:Monozuki:20180920011606j:plain

パッと見だとそこらのADVと変わらないようにも感じるが、
今作には他作品と一線を画すシステムがある。
それこそが『ひとかえる』システムである!

f:id:Monozuki:20180920011829j:plain

『ひとかえる』…平仮名だとわかりづらいが、漢字だと『人変える』
つまり、『現在プレイしているキャラを変える』というもの。

 

このシステムのおかげで、攻略がかなり面白い。

『キャラが別行動しているときにそれぞれの行動を決められる』というのはもちろん、
『キャラを変えることにより、キャラが使えるアクションも変わる』というのが一番の魅力。

 

先ほど挙げた主人公のうち、3人は妖怪であり、各々が人外の能力を持つ。
悟空なら圧倒的な戦闘能力や筋斗雲、如意棒、
八戒なら変化と千里眼
悟浄なら水中行動と読心。
(千里眼と読心は今作オリジナルかな)

f:id:Monozuki:20180920011952j:plain

これらを状況に応じて使い分けていくのが攻略のポイントとなる。

 

人間である三蔵もスケベな行動力やら禁箍呪やらもあるので攻略に役立つこともある。
ちゃおは他に比べるとできることは少ないものの、ぶっちゃけ操作できる機会も少ないのであんまり問題にはならないような。

f:id:Monozuki:20180920012058j:plain

物語自体は西遊記そのまま…なんてことは一切なく
序盤の時点で『バイクに乗って砂漠を駆ける三蔵法師
『欲望に忠実に仲間入りを果たす八戒といい感じにトばしてくれる。
(しかも三蔵のバイクは設定だけ見ると西遊記に忠実という)

 

最初はなんじゃこりゃという感想だったが、物語が進むにつれてこのメンバーの面白おかしい旅にのめりこむようになってくる。

f:id:Monozuki:20180920012144j:plain

物語のクオリティはかなり高く感じた。
どこか脱力感あるテイストに、時々考えさせるような描写、少しずつではあるが互いに目的に向かって進み続けるちゃお…。
前編は全体的にギャグテイストの展開が多く、難易度も低めだが、後編になると打って変わってシリアス展開が増え、難易度も上がる

f:id:Monozuki:20180920012255j:plain

シナリオ面における一番の魅力はやはり悟空の成長にあり、最序盤の暴れ猿から終盤の『あるシーン』までの成長を見ていくのが一番面白い。


悟空の精神面での成長は西遊記でも描かれていたような気もするが、こちらでは西遊記とはまた違った形で、違った魅力を引き出す形で描かれている。

f:id:Monozuki:20180920012330j:plain

後に発売されたはじまりの森と同様に、特定の場面でアクションを要求されることもある。けど難易度はそこまで高くはなかったので一安心。
もしも失敗してゲームオーバーになってもすぐにやり直せるから更に安心。

 

システム面もかなり親切で、特に『いったいさん』のコマンドはディスクシステムであることを考えるとかなりありがたい。
(所謂クイックセーブのこと、ディスクシステムのセーブは長いので案外馬鹿にならない)

f:id:Monozuki:20180920012607j:plain

何はともあれ、これまでずっとプレイしたかったゲームをこうして楽しむことができてよかった。

 

おまけ

f:id:Monozuki:20180920010929j:plain


ところで、このシーンは遊遊記前編のワンシーン

これを見てデジャヴを感じた貴方は立派なカービィフリーク。 

 

f:id:Monozuki:20180920010720p:plain


そう、カービィ2のサウンドテストと同じシーンである。
むしろカービィ2の方が遊遊記の画像を流用したのか。

スペースハリアー(セガ・マークⅢ)

セガサターンについてはこちら
(基本システムもこっちで説明)

monozukigame.hatenadiary.com

 

f:id:Monozuki:20180913002543p:plain

 

1985年に一世を風靡したSEGAの体感型STGスペースハリアー
数々の移植がなされたスぺハリ移植伝説の始まり、それこそがこのセガ・マークⅢ版である。

 

f:id:Monozuki:20180913002350j:plain

 

スぺハリ移植について語る場合、今作を省くのは絶対にできない。それくらい重要。

マークⅢ版の特徴といえばやはり、この圧倒的に巨大な敵!

 

f:id:Monozuki:20180913002458p:plain

 

ハリアーとのサイズ差がアーケード版とほぼ同レベルであり、このダイナミックさが魅力!

ちなみに、コレ、『背景に直接敵を描く』とかいうトンデモない方法で動いている。

 

f:id:Monozuki:20180913002615p:plain

 

ゲーム性もややフレームレートが低めであるが、ほぼ再現されている。
ただし、連コインはできない、コンティニューは回数制限アリの裏技のみと難易度はやや厳しめ。

 

初のCS移植ということもあり、今作独自の要素が多少存在する。

まず、タイトル画面では完全オリジナルのBGMが流れ、EDでは専用のエピローグが表示される!

f:id:Monozuki:20180915200144p:plain

次に、最初期の移植であることからか、スぺハリの初期構想であった『戦闘機』を裏技で使うことができる!
(性能は変わらないし、ダメージ時にハリアーに戻る)

f:id:Monozuki:20180913002741p:plain

そして、最後の最後にマークⅢ版オリジナルのラスボス、HAYA-OH(ハヤオー)が出現する!

 

重苦しくカッコいい専用BGMをバックに、圧倒的速度で飛び回り攻撃を仕掛けるハヤオーと激戦を繰り広げる…これだけのためにマークⅢ版を買う価値はある!

 

f:id:Monozuki:20180913002809p:plain 

ここまでハイテンションで色々語ったうえでいうのもアレだが、アーケード版と比べると流石に微妙に感じなくもない

 

敵の周りには枠がある上、なんか動きがカクカクしてたりするし、敵のアニメーションもなんだか少ない。

 

f:id:Monozuki:20180913002847p:plain

 

ただ、冷静に考えてみるとアーケードとコンシューマの間で圧倒的な性能差があったわけだし、そもそも『アーケードの最先端スぺハリを当時のCS機に移植する』という時点で完全に無茶ぶり以外の何物でもない
(ましてやスぺハリが移植されたCS機の中でマークⅢはトップクラスにスペックが低い)

 

f:id:Monozuki:20180913002914p:plain

 

でもマークⅢで再現できなさそうなところですら再現してたり、まさかの追加要素があったりと、『やれることは全てやった!』感はあるので、今作を責めることはできない。(むしろ賞賛すべき)

 

f:id:Monozuki:20180913003024j:plain

 

今作がきっかけになったとは限らないが、今作以降はちょいちょい他のCS機でもスぺハリが出るようになる

f:id:Monozuki:20180915200340p:plain

が、中には『ん?』となるようなものもちょくちょくあったりして、その度にマークⅢが再評価されんじゃないか感はまぁなくはなかったり。

 

オマケ
1.タイトル画面で→←↓↑でサウンドモードに入れる。
数々の良曲を自由に聞ける!

 

2.サウンドモードで7→4→3→7→4→8の順に再生してから戻るとオプションモードに入れる
伝説の『戦闘機』はここから選べる!

 

3.ゲームオーバー時に←→←→↓↑↓↑でコンティニュー
回数制限付きなので頼りすぎにはご用心。
そもそもマスターシステムのコントローラはこういうコマンド死ぬほど入力しづいけど。

 

お前はまだグンマを知らない アニメ版 感想

いきなりだが、自分は群馬県出身である。
で、群馬県民であれば大抵の人間が知っているであろうWEB漫画がある。
それこそがお前はまだグンマを知らない*である。

 

f:id:Monozuki:20180912223737j:plain

 

 

*『お前はまだグンマを知らない

井田ヒロト氏作、『くらげバンチ』にて連載中の人気Web漫画。

その名の通り群馬(グンマ)県をテーマにした漫画であり、群馬の奇妙な一面を『誇大表現こそあるがだいたい合ってる』ともいうべき形で面白く描かれている。

 

いや、連載開始当初はあんまりメジャーではなかった気がするけど、
なんか知らないうちに群馬県公式でグッズが出たり、
ドラマ化したり、映画化したりするほど有名になっていた。
(今さっきゲームが出てたことを知った、あとでやってみよう)

 

自分は1巻の頃からこの漫画のファンであり、
群馬を離れた今でもこの漫画が大好きでちょくちょく読んだりしている。
(ちなみに、うちにある漫画はゲーム原作のものを除くとこれだけである)

 

ドラマ版もちゃんと見たし、録画したものをたまに見返したりはしている。
映画版は見ていない。というか上映期間が短すぎて見に行けなかった

さっき調べたらDVDが出てたのを知ったので。後でポチることにする。

(何がファンだ。知らないことばかりじゃないか)

 

で、まさかまさかのアニメ化が決まって、期待はしていた、のだが、
まさかのTV放送がアニマックスと群馬テレビのみ

 

f:id:Monozuki:20180912223817j:plain

 

しかーし、DVD版はちゃんと発売したので無事視聴することができた!
いやー、よかったよかった。

 

このアニメは所謂30分アニメではなく、1話あたり5分程度の短めのもの。
(よく知らないけど最近はこっちが主流?)

 

ちなみに原作で好きなキャラは家城瑛南(イエティー)、轟一矢、木村仁建、愛知伊代菜の四人。

 

f:id:Monozuki:20180912223933j:plain

 

とりあえず各話ごとの感想。
原作アリの常としてどうしても原作との比較になってしまうのはご了承頂きたい。

(原作の話数は単行本のものを使用します、Web話数だと書きおろしの分だけずれる) 

 

#1 『心にググっとグンマ県』
原作#1のアニメ化。
内容もそのまま漫画版のものにそのまま動きが付いた感じ、
エフェクトやサウンドによって更に異質感が増した気がする。
個人的には原作よりも好きな回。

 

設定だけ同じでほぼほぼオリジナルだったドラマ版と違って、
こちらは原作に準じる形になっているのがわかったので安心かつ、楽しみになった。

 

#2 『起立、注目、礼』
原作#2中盤のアニメ化。
カットされた自転車シーンはアニメ映えしなさそうだし仕方ない。
(からっ風は別の回でもやってたし)

 

原作準レギュラーの古頃&木村が原作よりも早いタイミングで登場したのは驚いた。
(原作だと#7からの登場)

 

『よそ者がァア!』はモブが言うよりは確かに木村が言う方が印象に残りやすいし、いい感じ。原作だとあまり見られない敵対心剥き出しの二人が見れて満足

と思いきや原作見返してみるとこの発言したキャラ、やけに木村に似てた。

てか木村だったのか。

 

木村を木村と判断する材料が『隣に古頃がいる』ってポイントだったから気付かなかった。(凄く木村に失礼)

 

あと、木村は『笑顔が綺麗なイケメン』ってイメージが付きすぎてたのも原因か。
(原作のこのシーンの木村?は警戒からかかなり険しい顔つき)

 

あれおかしいな、委員長初登場回なのに木村の感想しかしてないぞ。

 

#3 『つる舞う形のグンマ県』
原作#3のアニメ化。
アニメ版#1と同様に原作まんまな回だけど、委員長の登場シーンがちょっと違ったり、くまモンが登場しなかったりする。


前回から引き続き古頃&木村が登場、今回は古頃も喋った。

篠岡初登場回、篠岡の可愛さは原作同様

 

困ったことにこれと言って語ることがあんまりない。
(原作からしてこの回は地味だし)

 

#4 『焼きまんじゅう
原作#4のアニメ化。

1話かけて焼きまんじゅうの紹介、
ここまで原作のナレーションは大体省略されていたのだが、今回はそのまんま原作通りである。神月の食レポ?もそのまんま

 

更に神月のリアクションが原作よりも更にオーバーになっていて見ていて面白い。
地味に古頃&木村も登場。原作よりも目立つのは良きこと也

一方、神月の回想シーンはカットされており、一矢の出番は一切ない

 

#5 『JKJ』
原作#6のアニメ化。
原作#5は進撃の巨人パロディもあるし、アニメ化しづらかったんだろうとは思うけど、
委員長の立体機動シーンはアニメで見て見たかったかな


ところで、この回(原作#5)飛ばすと一緒に一矢の伏線がカットされちゃうんだけど、
もしかしなくてもアニメ版だと一矢の出番ない?

 

そして原作#6は個人的にこの漫画でも上位に入るほど好きな話
序盤から中盤までの猫被り篠岡と終盤のJKJ篠岡のギャップがホントにいいのよマジで。

 

アニメだと猫被り篠岡の可愛さが原作よりも更にアップしていていい感じ。
ちょくちょく挟み込まれる上毛かるたチェックの表情もやっぱいい
(カルタチェック表情は原作とアニメどっちがいいかは多分1時間悩んでも結論は出ないと思う)

 

ただ、『ウソだバカ』のシーンは間違いなく原作の方がよかったような。
いや、このシーンの篠岡はアニメの方が確かに可愛い。それは間違いないんだけど、
どうしても原作の可愛らしさを完全に投げ捨てたゲスい表情が良すぎてなぁ…。

 

#6 『上毛かるたの歴史』
原作#7のアニメ化。

上毛かるたの禁止札周りの説明が飛び飛びなのは気になったが、
それ以外はビックリするほど原作そのままの回。

 

#2の古頃&木村と同様に家城(イエティー)が一足先に登場
(原作だと#10から初登場)

 

一方で原作にあった古頃&木村のシーンは完全カット
だから一足先に登場していたのか…。

 

おかげでJKJがあんまり危険な集団には感じなかった。
(変な集団なのは相変わらず)

 

#7 『からっ風』
原作#8のアニメ化。
アニメ#2で自転車シーンがカットされたのは多分この話があるから。

 

原作#8は『からっ風とかかあ天下』なのだが、
アニメだとかかあ天下のパートをまるまるカット
(かかあ天下は色々とぼかしてはいるが他作品のキャラも出てくるので…)

 

そのおかげでからっ風の紹介シーンは原作と完全一致
(流石に原作者の実体験を語るシーンはないけど)

 

『グンマなんか大っキライだー!』が聞けたのでとりあえず満足

最後も原作通り委員長達に花見に誘われるのだが…
(続きはアニメ#8の感想で)

 

#8 『海』
原作における『からっ風』の次はクラスメイト達との花見、つまりからっ風回のラストから繋がるので、アニメでも花見をやるかと思いきや、まさかの海

 

『俺の知ってる花見と違う!』のシーンはアニメ映えしそうだし、原作花見回は凄く面白かったので期待してただけに残念。自衛隊の許可が降りなかったのだろうか。

 

で、ぶっちゃけると原作序盤に海の話は一切ない
じゃあこの話はアニメオリジナルなのかというと、ちょっと違う。
(ほぼオリジナルみたいなものだが)

 

この話は原作#10の1ページ目のアニメ化である。
何を言っているのかわからないと思うが、正直自分もよくわからない。

 

原作#10は実くんの初登場回で、原作#10の1ページ目は海に実くんを連れて行った時に大はしゃぎしたという回想シーン。そう、ここのアニメ化である

1ページだけのシーンをそのままアニメ化した例は初めて見たので驚いた。

 

原作の実くんは(比較的)常識人ポジションだったのだが、アニメだと完全にその他の人物と同じぶっ飛んだ性格になっている。

 

流石に1ページだけで終わらせるのは無理があったのか、原作#36などのネタも多少ミックスされており、半アニメオリジナルのような感じになっている。
野汁先輩回のネタを使ったのは『何があろうともアイツは出さない!』というスタッフから意思表示だと受け取った。
(むしろ何故ドラマ版でレギュラーだったのか)


まぁ、アレを公共の電波で流すのは『まずいですよ!』じゃ済まないからなぁ…。

(色々言ったけど野汁先輩自体はいいキャラしてるので好きです) 

 

#9 『グンマの運動会(前編)』
今度こそ原作#10のアニメ化。

前回で1ページ使った分余裕ができたのか、内容は原作そのまま、カットされた部分もなし

 

おかげで感想らしい感想がこれと言ってないのも困る。

 

実くんの『何言ってるの?』のシーンが原作に比べてインパクト薄いなぁ程度かな。
(篠岡の件といい、アニメは全体的にキャラの豹変シーンのインパクトが弱い気がする)

 

どうでもいいが個人的に赤城は赤、榛名は緑、妙技は黄のイメージだった。

 

#10 『グンマの運動会(後編)』
原作#11のアニメ化。

全話見た中では一番残念な回だった気がする。

 

尺の短さがモロに響いているのか、『みそパン』のネタが省略されており、
『創作こけし』は完全カット、そのせいで下仁田ネギを拒否するシーンがかなり唐突

 

原作だと蒟蒻ゼリーみそパンこけしという流れで神月が邪推した末に下仁田ネギを見間違えるというネタなので前提となる2つが省略された結果よくわからないシーンになってしまった。

 

まぁ、それは別にいいんだ(良くない)
一番残念なのはラストのイエティー&篠岡のシーンがまるごとカットされた点
あのシーンのイエティーのイケメン感が堪らなく良かったのに、アレがアニメで見れなかったのがホント残念

 

ところで、木村のセリフが『フレッセイ』からベイシアに変更されたのは単に県外の視聴者に伝わらないと判断されたからなのか。

 

#11 『自販機店舗』
原作#12のアニメ化。

後半までは大体原作通り、しかしオチがない


おかげで謎のおじさんが最後まで謎のおじさんのまま
(原作だと最後にこのおじさんが委員長の叔父だとわかる)

 

途中まではまるまる原作通りだったのに本当に惜しい!
あと、『似たか寄ったか!』のシーンのアップが欲しかったかも。

 

#12 『我々はまだグンマを知らなかった』
最終回、原作には存在しない、純度100%アニメオリジナル

原作#13は『富岡日記』なので、そちらでもよかった気はするけど、まぁ最終回向きの話じゃないし仕方ない。更にその次は『トチギのスパイ』でシリアス回が始まっちゃうし。

 

でも、この回でもっとも語るべきことは…

 

ま さ か の 野 汁 先 輩 登 場

 

である。

 

初登場回のネタ使ったし、絶対に出てこないと思ってただけに意外

しかもCVが死ぬほど豪華スタッフGJ!

 

物語としては最初から最後までアニオリなので、原作には存在しないネタがそれなりに登場する回。

今回の主題である『群馬(県ではない)』『妙技神社(神社ではない)』全く知らなかったので、先が読めずとにかく驚いてばかりだった

わかる人なら名前を聞いただけで展開が読めたりしたのだろうか?

 

やっぱりアニメでもおまグンは面白い!

 


総まとめ
一通り見てみて思ったのは、『原作ファン向けのアニメ化』って感想。
アニメならではの演出キャラごとにあった声優さんの演技生き生きと動くキャラ達と、原作から逸脱しない範囲のアレンジと、個人的(ファン)な目線でいうと割かし満足ではあったんだけど、やっぱり尺が足りない


原作のネタが時間切れによるカットでよくわからない展開があったので、原作未見だと意味不明な個所もありそう

 

あと、原作にあったような伏線の数々が軒並み抹消されており、(一矢関連やトチギ関連、篠岡からみた神月など)続きのアニメ化はあんまりする気は感じられなかったが、もっと原作の続きをアニメでやってほしいと思った。

 

つまり、なんやかんやで好きなアニメになったのである。

 

 

ところで一矢さん、存在そのものが原作序盤のネタバレなもんだからドラマでもアニメでも扱い悪いのどうにかならないのかな。ドラマには一応登場してたけど、アレは名前だけで設定は委員長の方だし。

ディスクシステムを買った

この間、『はじまりの森』をプレイした時、なんとなくピピン『今こそ任天堂製ADVを一気プレイすべき!』みたいな変な衝動に駆られた。

 

monozukigame.hatenadiary.com

 

ということで、買ってきましたディスクシステム(FDS)

f:id:Monozuki:20180905002341j:plain

あんまり詳しくはないけれど、世間一般で言うところの後期モデルというヤツらしい。

 

ソフトはひとまず遊遊記
(タイムツイストと遊遊記は最優先で遊びたい)

 

f:id:Monozuki:20180905002721j:plain

 

今の今までニューファミコンと接続できないものと思っていたよ。
よくネットとかで見かける画像なんかだと所謂『赤白ファミコン on the ディスクシステムなわけだから、てっきり赤白ファミコンの下にメガドライブよろしくディスクシステム接続用の端子があるものと思ってた(馬鹿)

あ、そもそもメガドラの端子は真下じゃなくて横か。

 

f:id:Monozuki:20180905002840j:plain

 

実際はこの黒いRAMアダプタを差し込んで接続する。
RAMアダプタ自体は実家の方のジャンク屋で見たことあったけど、ディスクシステム用とは知らなんだ。(むしろ何用だと思っていたのか)

 

f:id:Monozuki:20180905002937j:plain

 

蓋を開けると電池を入れられる。
まさかの電池式かとビビったが、ACアダプタでもOKっぽい。
複数のコンセントが必要になるのはメガCDや32Xを思い出す。
(割かし好みです)

 

f:id:Monozuki:20180905003035j:plain

 

それじゃスイッチオン!
フロッピーディスクを入れてゲームスタート!

今後からはようやくディスク限定のゲームも遊べる

f:id:Monozuki:20180905003246j:plain

やったー!楽しみである。

 

オマケ
実は初回のディスク投入時に思いっきりエラー吐かれました。大丈夫なのかコレ。

f:id:Monozuki:20180905003101j:plain

ファミコン文庫 はじまりの森

f:id:Monozuki:20180902104305j:plain

 

ようやく手に入れた・・・
ニンテンドーパワー用ソフト、ファミコン文庫 はじまりの森

 

*ニンテンドーパワー
20年くらい前に存在していたゲームソフト書き換えサービスのこと。
ゲームボーイスーパーファミコンが対応。
専用タイトルになにかと名作が多い。

 

パッケージ販売もされない、書き換え専用タイトルなのでかなりマイナー。
事実、自分も10年くらい前まで存在を知らなかった。

今作の存在を知ったのはWii版のVCがきっかけ。
タイトル画面の雰囲気に釣られて購入し、想像以上の傑作で驚いた記憶。

それから今作の世界観に惚れ込んで、WiiUのVCでも購入、そちらでもクリア。

でもやっぱり、惚れたゲームはオリジナル版をプレイしたくなるよね
ということで、あれから今までずーっと探し求めてきたわけです。

 

f:id:Monozuki:20180902104351j:plain

 

で、これがそのソフト。
書き換え専用タイトルなのでSFメモリ版しか存在しません

レッツプレイ!我が家のレトロフリークが火を噴くぜ!

 

f:id:Monozuki:20180902104542j:plain

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


う ご か ね え !

 

 

レトロフリークユーザーに残念なお知らせです。
はじまりの森』はレトロフリークだと動作しません!

同じSFメモリでも『ファイアーエムブレム トラキア776』は普通に動いたんだけどなぁ。

 

f:id:Monozuki:20180902104704j:plain


ぶっちゃけ、それ以外のSFメモリやGBメモリは普通に動いてくれなかったので、なんとなく予想はできていけど…。

 

だがしかし、せっかく手に入れたオリジナル版はじまりの森
絶対にプレイしてやりたい!

というわけで…

 

f:id:Monozuki:20180902104258j:plain

 

実家からスーパーファミコン持ってきた。


これもはじまりの森をプレイするため!

大量の本体やらソフトやらが嵩張るのがイヤでレトロフリークを使っていたので、
ぶっちゃけ本末転倒以外の何物でもない気がするけど気にしない!

(自分はレトロフリーク動作可能なハード、およびそのソフトは読み取るだけ読み取らせて実家の物置に置いてきています。)

 

なあに、『星のカービィ3』をプレイしたい気分だったしちょうどいい!
(カービィ3も同様にレトロフリークで正しく動作しません)

 

何はともあれ無事起動。
はじまりの森』は『トラキア』同様にメニューを挟まず直接起動。

 

f:id:Monozuki:20180902104934j:plain

 

物語は主人公である『ぼく』が祖父が住む田舎の駅に着くところからスタート。
祖父を待っている間に崖から落ちた主人公は謎の少女と出会い、物語は始まる。

 

f:id:Monozuki:20180902105039j:plain

 

ゲームは全7章構成で、ラストを除き1日=1章という扱い。
つまり、主人公が田舎で過ごす6日間+αの不思議な体験が描かれる。

 

f:id:Monozuki:20180902105422j:plain


1日の終わりには主人公の日記が表示されると共に、オートセーブが行われる。
一度クリアした日付は、その日の始まりからいつでもスタート可能。

 

基本システムはオーソドックスなもので、
『いどう』『しらべる』『みる』『はなす』『もちもの』などといったコマンドで情報を集め、物語を進めていく。

 

f:id:Monozuki:20180902110057j:plain

 

強いて言うなら『何度も同じ行動を取り続ける』のような特殊な攻略法があるシーンがちらほらあるのが特徴か。
(自分はあまりADVをやらないので他の例を知らないだけかもしれないけど)

 

物語自体は完全な一本道で、マルチエンディングとかルート分岐のような問題は存在しない。
難易度も低く、行動を間違えたことによるペナルティのようなものも(ラスト以外は)存在しないので、最終的には総当たりで簡単に攻略できる。

 

f:id:Monozuki:20180902105757j:plain

 

そもそも、一日ごとの目的が最初からハッキリしており、プレイヤーがどんな行動を取ればいいのかわかりやすくなっている。

---例---
2日目→少女を探す
4日目→『とある地名』について調べる
----------

 

簡単とはいえ、ADV慣れしたプレイヤーが飽きてしまうような内容ではなく、
シナリオの随所でいくつものミニゲーム(のようなもの)が挿入され、いい感じにアクセントを出している

 

f:id:Monozuki:20180902110011j:plain

 

特に、ラスト周りのアクションシーンは異質なBGMとも合わさり、今作屈指の名シーンとなっている。
(ぶっちゃけ6日目~ラストは全部名シーンとして挙げたい)

 

f:id:Monozuki:20180902110217j:plain

 

会話シーンの見せ方もうまく、おじさんと釣りをしながら過去の出来事を聞き出すシーンなどはその筆頭。なんとマジで釣りを行いながら会話する

 

f:id:Monozuki:20180902110345j:plain

 

シナリオ自体は単純に流れだけを追うならば『超王道なボーイミーツガール』
しかし、読んでいてそこまで陳腐には感じない。
6日間という短い期間でありながらも、その中で

『田舎の人々との出会い』

『学校の悪ガキチームとの友情』

『謎の少女やその周囲のあやかし
などといった要素はきっちり描かれ、

f:id:Monozuki:20180902110641j:plain

『木が生えてこない森』

『戦国時代と大飢餓』

『どんぐり上人とあや紫様』

など、終盤で重要になってくる伏線は序盤から張られており、作中でおかしな点は一切ない。

 

f:id:Monozuki:20180902110838j:plain

 

EDはちょっと…いやかなり切ない展開になるが、
その不思議な後味もまた、今作のいいところな気がする。

(バッドエンドではないです)

 

また、BGMをはじめ、様々な要素はどこか牧歌的(Wikipedia引用)で、
特にテキスト周りはどこかシュールだけど引き込まれるような魅力がある。
『~~のだ!』のような主人公の口調や、田舎らしい言葉遣いの人々、
どこか古風な謎の少女などが目立つが、個人的に一番良かったのは、
ヘンテコなナレーションだったり。

 

f:id:Monozuki:20180902110930j:plain

 

今作のナレーションは物語の状況説明の役割を担っている。
タイトルに『文庫』が入っているだけあって、作中のナレーションは恐らく主人公ではなく『文庫を読み聞かせている語り手』なのだと思うが、なぜかコイツが妙に馴れ馴れしい

 

f:id:Monozuki:20180902111316j:plain

 

主人公が危険を顧みず崖から落下すると『危ないって言われてたでしょうに…』
チビッ子を泣かせてまで情報を聞き出そうとすると『イジワルはいけません』
などなど…間違いなくプレイヤーに対して言ってくる


明らかにコイツ(ナレーション)はプレイヤー側にいる人間なので、作中の人物(主人公やら謎の少女やら)からは認識されていない(ハズ)。

 

ただ、このどこか脱力感漂うようなナレーションが、またヘンな味を出しており、
更に今作を牧歌的にしているとさえ感じる。

 

強いて問題を挙げるとすれば、ゲームクリアまでの時間が短いことか。
大体6~8時間でゲームクリアまで行ける上、ADVなので何周も楽しめるわけじゃない。
(自分はかれこれ3周ほど楽しんだけど)
だから、ガッツリとゲームやりたいってプレイヤーからはNG食らうかもしれない。

 

f:id:Monozuki:20180902111608j:plain

 

今作は、幸いなことにWii/WiiUの両方でVC配信をしているので、自分のように『絶対にSFCカセットがないとヤダヤダヤダ!』みたいな奇特な人じゃない限り、プレイしやすいのがいいところ。(Wiiはポイント追加できなくなったけど)

 

ホンワカしたADVを遊びたい、クオリティの高いADVを遊びたいってプレイヤーにはぴったりのゲームである。

 

f:id:Monozuki:20180902111814j:plain

 

最近はめっきり出さなくなっているようだが、FDSSFC辺りの任天堂はそれなりにADVを出していたらしい。


ふぁみこんむかし話シリーズ』とか『ファミコン探偵倶楽部シリーズ』とか。
なんでこんな話をするかというと、『はじまりの森』はこれらの系譜のシリーズであるから。
伝聞調である理由?

 

なぜなら自分は任天堂系ADVだとはじまりの森』しか遊んだことがないから。
というのも、プレイ環境の構築が厄介すぎるのが原因。
『探偵倶楽部シリーズ』はリメイクがニンテンドーパワー限定だし、
遊遊記』と『タイムツイスト』はVC配信どころか移植もされてない
(と書こうとしたけど、ファミコンミニで出てるのか。単にリサーチ不足だった)


おかげでプレイしたくてもなかなかプレイできない。
『鬼ヶ島』はVC配信されてるだろというツッコミは無しの方向で。

 

とにかく、今作レベルのクオリティが続くのであれば、是非ともそのままファミコン文庫』
シリーズとして続けてほしかったものだが、まぁ知名度的にも厳しかったのかもしれない。
そもそも、『はじまりの森』の時点で既に64が発売してたし、
64で出てたらそれはもう『ファミコン』文庫ではないだろうしなぁ。
(そういう問題じゃない)

 

オマケ
小紫可愛い