全世界で知らぬものはいない大スター『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、そんな彼も今年の6月23日についに31周年を迎えた。毎年この時期にはソニック絡みのめでたいニュースが何かしら報じられるのがお約束なのだが、今年も例外ではなかった。2022年の6月23日、それはソニックシリーズの新たなコレクションが我々の元に届けられる日でもあったのだ。
そのコレクション作品の名は『ソニックオリジンズ』、その名の通りソニックシリーズのオリジン(起源)を現行機種向けに復活させた作品である!!前回の記事ではソニックシリーズ初のコレクション作品こと『ソニックジャム』についてガッツリ語らせていただいたため、今宵はこの最新作『オリジンズ』について語らせていただこうと思うのである!!
さて、今作はソニックシリーズのコレクション、収録されているのはシリーズ1作目にしてソニック初主演の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、スピンダッシュを導入し2Pプレイにも対応した『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』、タイムワープという特徴的なシステムでやりこみがいがある『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』、そしてメガドラソニックの集大成ともいえる『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3&ナックルズ』の4作。ぱっと見ではソニックコレクションでのお約束的なメンツに思えるかもしれないが、触ってみるといつもと違うことがすぐにわかるだろう。
プラットフォームはSwitch/PS5/PS4/XSX/One/PC…まぁ例によって例のごとく現行機種全部。配信されているプラットフォームの中には既に本作収録のものと同名タイトルが配信されているものも少なくはないが、後述の理由によってきちんと差別化されている。ちなみに今作はDL専売タイトル、パッケージ版を探してお店に行ったところで見つかりっこないので、それぞれのプラットフォームのストアにGOである。
収録されている作品のうち『ソニック1』『ソニック2』『ソニックCD』の3作はオリジナルとなるメガドラ/メガCD版…ではなく、2010年代前半に移植されたスマホ版がベース。ここが今作を語るにあたって重要なポイントである。
(ちなみにスマホ版はかなり奇異な経緯で誕生した代物なのだが、その話は今回割愛する)