『スマブラ』…それはゲーマーの中で知らぬものはいないであろう最高のお祭りゲーム!
参戦発表やら参戦予想やらで発売前から忙しかったスマブラだが、3週間前、ついに最新作、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』が発売されたのである。
ということで今作、スマブラSPの感想を凄く個人的に書いていく。
この記事には少なくないネタバレスクショがあるので、ネタバレが嫌な人は開かない事を推奨するのである。
ちなみに、自分は決して格ゲーマーでも、スマブラガチ勢でもない。
というか64からシリーズ全部追っかけて来たけどオンライン対戦をやったのはSPが初である。
そのレベルの人間の感想なのでゲームバランス云々は多分書いても参考にならない。(書く気もない)
今作の特徴を簡単に表すとするなら、まあアレだよね。
『圧倒的な物量による暴力』
これに尽きる。
だってね、
総勢ファイター(プレイアブルキャラ):76名
総ステージ数:103種
総BGM数:876曲
総スピリット数:1297種
これだもん。もう数字見ただけでおなかいっぱいになる。
自分はいっつもスマブラに関しては『クリアゲッターコンプ』『全キャラシンプル(今回は勝ち上がり乱闘)クリア』『全フィギュア(今回はスピリッツ)コンプ』をやるまで一切語らないことに決めているオフライン勢なのだが、ぶっちゃけ終わる気がしなかった。
結果的にスピリッツとクリアゲッターコンプまでに3週間もかかった。
ここ4週間近くブログを一切更新しなかったのはほぼほぼスマブラ(とカービィ)のせいである。ああなんと恐ろしや。
しかもこれだけやってなお一度もプレイしていないステージやロクに使っていないキャラがいるというのが更に恐ろしい。
このゲームを真の意味で遊びつくせるのはいつになるのだろうか…。
今回の目玉となる要素といえばやはり『スピリッツ』と『灯火の星』なのだが、この記事では割愛する。
この二つはマジでブログ記事一つでは書ききれないので別の記事に回したい。
まずは『クリアゲッター』と『勝ち上がり乱闘』について語っていく。
『クリアゲッター』のお題は過去作に比べると少なかったような気がする。
具体的には124項目。
全ジャンルのお題が一つのページに纏まっていた(3DS除く)過去作と違って、今作では『大乱闘』『スピリッツ』『灯火の星』『勝ち上がり乱闘』などのようにページごとに分かれるようになったので、どれがどれだかわかりやすくなった。
一つ埋めるごとにスタッフが撮影した(?)スクショが見られるので、それをじっくり見てみるのもまたいい。
というか通常プレイじゃまずできなさそうなスクショとかもあるし、多分デバッグモードかなんか使って撮ってる。
難易度は全体的に低かった。
今までは2つ3つ悲鳴を上げたくなるようなお題があったりしたけど、今作は特になし。
意識して埋めてれば多分そのうち埋まると思う。
一切使っていないけどゴールデンハンマー*も数が多い。
なんでもいいので一定以上お題をクリアすると貰えるので入手もラクラク。
*ゴールデンハンマー
クリアゲッター(とその前身/後身のクリアチェッカー&宝物庫)おなじみのシステム。
回数制限はあるもののどんなお題でもクリアした扱いにする。
ネタバレ項目はクリア不可だったり、使用後に該当条件を達成できれば未使用に戻ったりと作品によって細かなルールが異なる。
一つ問題があるとすれば『オンライン』の項目。
『オンライン』は文字通りオンラインプレイでのみ埋められるお題。
実はオンラインが関連するお題が出たのは今作が初。
スマブラクラスのゲームともなればオンラインが過疎ることもないだろうけど、肝心のスイッチのオンラインは有料登録が必須なので、クリアゲッターを完全クリアしたい場合はオンライン加入が必要になる。
とはいえ、7日間の無料体験期間でも頑張ればクリアできるレベルだし、そもそもクリアゲッターをコンプしようとするようなプレイヤーはそんなこと考える以前にオンラインに加入してそうだけど。
オンラインの環境は有線接続で参加しているからか、それともマッチングが優秀なのかは知らないが、そこそこ快適。
ごくごくたまに異常にラグる場合もあるが、本当に稀。
ネットの評判では『優先ルールが選ばれない』という意見をそこそこ見かけるが、個人的には『どんなルールでもウェルカム!』の姿勢なのであんまり気にしていない。けど気になる人は多分とことん気になると思う。この辺は修正次第かな。
閑話休題、今度は『勝ち上がり乱闘』の話。
勝ち上がり乱闘、これは従来『シンプル』と呼ばれていたものである。
過去作のシンプルは良くも悪くもシンプルかつストイックなものだったが、シンプル故にどうにも飽きが来やすかった。
基本は『乱闘を何度か繰り返す→マスターハンドが出てくるので倒す』を全キャラ分繰り返すだけだったので当然なんだけど。
『勝ち上がり乱闘』もぶっちゃけそこは変わっていない…が、飽きが来るかといわれると、全くそんなことはなかった。
むしろ、どんどん『他のキャラでもプレイしたい!』となった。
理由は、『勝ち上がり乱闘』にはテーマが用意されていたからである。
キャラごとにルートとサブタイトルが用意され、そのキャラらしさを感じられる、一貫したテーマでプレイできるようになったからである。
過去のシンプルでは(ある程度法則性があったとはいえ)相手もステージもランダムでルールもストック制で固定だったが、勝ち上がり乱闘では相手・ステージ・ルールの全てが別々の、様々なシチュエーションで遊べるようになった。
このシチュエーションというのが、また原作愛に溢れていて、そのキャラの原作が好きであればあるほど楽しめるという魅力的なモードになったのである。
(スマブラにあるものだけで再現しようとしているのでやはり限界はあるけど)
自分はスマブラ参戦作品はほぼほぼプレイ済みなので、全てのルートにおいて『あ!これはアレだな!』とか『いやいや、コイツであの再現は無理あるだろ(笑)』みたいに非常に楽しませてもらった。
シンプルの全キャラクリアが全く退屈じゃなかったのはスマブラSPが初めてだったのである。
原作愛については別の記事で触れる『スピリッツ』モードでより顕著に再現されることになったりするが、それは次の記事にて。
---おまけ---
自分はDX以降ずっとMr.ゲーム&ウォッチ(ゲムヲ)をマイキャラにしている。
今作ではほぼ全ての技が元ネタ通りの姿になるようになったので、
よりGAME&WATCHらしさがパワーアップしている。
が、その弊害で大多数の技の仕様が変わったのでほぼ別キャラになったのである。
原作再現は嬉しいんだけど、なんだか変な気分である。
特に空中前がマリオズボンアウェイになったのが地味にキツイ。
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