日本どころか世界中で知らぬものはいない、任天堂が誇る大スター。
スーパーマリオ。
大スターともなれば、そりゃあもうあちらこちらから協賛(コラボ)のお誘いがあるワケで、今も昔もマリオさんは引く手数多であった。中には『ええ?そんなところからもお誘いが来る?』と思ってしまいそうな業界とのコラボもあったのだが、それもある意味大スターのサガである。
さぁ、今宵語るは『帰ってきたマリオブラザーズ』!
プラットフォームはディスクシステム、つまりファミコン。
ディスクは1枚、A/B両面を使用する。
発売は1988年、まだマリオが大スターになって間もないころである。
さて、ここで今一度記事冒頭にあったタイトル画面を見てみよう。
コピーライトの場所に見慣れない企業があるはずだ。
『NAGATANIEN』…ナガタニエン…そう、『永谷園』である。
ふりかけ・お茶漬け・レトルト食品でお馴染みの、あの『永谷園』である。にわかには信じがたい話だと思うが、『永谷園』がマリオのゲームを出していた時代があったのだ。それでは、この知る人ぞ知る『永谷園のマリオ』について語っていくとしよう。