12月某日、自分は『あの場所』に再び向かった。
『あの場所』とはずばり、東京ソラマチ。
即ち、『カービィカフェ』である!
ちなみに今回はカービィカフェそのものについての説明は省略する。
一から書いていくと長くなるので以前の記事を参照してほしい。
10月にも行ったカービィカフェであるが、12月にも再び予約戦争を勝ち抜いたため行くことができたのである!
というわけで、再びカービィカフェの感想を書いていく…前に、まずは『カービィカフェ・ザ・ストア』について書く。
カービィカフェ・ザ・ストア(以後ストア)とはカービィカフェと同じく東京ソラマチにて営業しているカービィグッズのショップである!
カービィカフェ同様に期間限定かつ予約制ではあるものの、様々なカービィグッズが用意されている、カービィカフェとはまた違ったベクトルでカービィファンの心を鷲掴みにするショップになっている。
前回はカフェの予約で燃え尽きていてストアの予約を忘れてしまっていた。なので今回はストアの方もしっかり予約しておいたのである。
カフェの方と比較するとあんまり予約戦争が起こっていたわけではないのか、自分たちが来る頃にはそこそこ空いていた…というか、予定の時間よりも早くに入れて貰えた。
予約していない人でも普通に入れていたので、東京ソラマチに行った時にはついでに見てみるのもいいかもしれない。
(会計とかは予約した人優先みたいだったけど)
ストアのすぐ近くではほんの少し前に配信された『星のカービィスターアライズ』の最終アップデート映像が流れる横でカービィがソファに鎮座していた。
ちなみにスターアライズはファン感涙の名作なので、まだプレイしていないのならぜひ触ってほしい。
グッズはカフェ専用の物から、過去に販売された物や漫画・小説作品にサントラなどなど、カービィ一色になっていた。
後で調べてみるとテラリウムなどは先行販売だったらしい。
自分が購入したのは最近新商品として登場した食器類と、ポップスターシネマ(箱買い)、テラリウム(星のカービィ2版)。
狙いは食器類だったので売り切れていなくてよかった。可愛くていいよねアレ。
ポップスターシネマは気になっていたけど見つからなかったから手に入ってよかった。
リーメントは購入予定に入っていなかったけど、カービィがしもべたちと一緒にいるのを見て即購入、本家シリーズだと『カービィ2』が特に好きなだけに迷うことはなかった。
ちょこっと迷ったがギリギリで踏みとどまったのが『カービィのピンボールTシャツ』、なんというか、『カービィのピンボール』という謎かつ絶妙なチョイスにちょっと惹かれそうになったのよね。
ストアを見終えたものの、まだカフェまでかなり時間があったのでどうしたものかとスカイツリーをうろついていると、妙なものが目に入る。
『WADOSK(ワドスク)』
可愛らしいワドルディが何故かWADOSKを開いていた。
なんとスカイツリーではプププトレイン*のグッズ販売も行われていた。
後で調べてみるとちょうど12月から始まっていたらしい。
*プププトレイン
2018年中盤辺りに行われたカービィのグッズ販売イベント。
駅長に就任したカービィ・メタナイト・デデデや駅員として働くワドルディのグッズなどが販売された。
ちなみにこの頃自分は死ぬほど忙しい時期だったので行けなかった。
つまり、今ならカービィカフェストア→プププトレイン→カービィカフェという奇跡のカービィツアーが楽しめるということである。これは嬉しい誤算であった。
可愛らしいプププトレイングッズを見て回ったりして時間を潰した。
(一度スカイツリーを離れてシュガーラッシュオンラインを見てきたりもしたけど)
そうして、ようやくカービィカフェの予約時刻になった。
具体的には20:30、めっちゃ遅い時間である。というか、予約できる範囲だと一番遅い時間だったような。
今回、こんな時間に予約を取った理由は一つ、『コックカワサキのあつあつチーズフォンデュバーグ』である。
このメニューは17:00以降限定であるため、前回は注文できなかったのである。
つまり、二度目のカービィカフェのお目当てはコイツである。
(ホントは17:45を取ろうとしたんだけど、タッチの差で負けちゃったのよね)
遅い時間ということで『カワサキの気まぐれでいろいろ煮込んでみちゃったパンシチュー』が既に品切れだった。これは次に来た時に試してみたい。
カフェの内装は特に変わりないが、店員さんも慣れたのか一切ミスをしていなかった。
(前回はオープン直後だったからか店員さんが注文を忘れたりすることがあった)
短い期間だけど前よりもクオリティが上がっていたのである。
さて、今回のお目当ての『コックカワサキのあつあつチーズフォンデュバーグ』だが、このクオリティは凄まじかった。
その名の通り、チーズフォンデュにハンバーグや付け合わせの野菜を付けるのだが、これが付けなくても美味い、付けたら更に美味しい。
量も申し分なく、これ一つで満腹になれるくらい。
個人的にはベーコンが一番おいしかったような気がする。何か凄い肉を使っているのだろうか。そこそこ厚めでカービィカフェの文字が印字されていたのである。
今まで頼んできたメニューの中で一番力が入っており、夜限定なのも頷けるクオリティだったのである。
ちなみに、前回同様クラッコにトドメを刺したりしたが説明は割愛する。
詳しくは前回の記事で。
ある程度時間が経つと音楽が変わり店員さんが次のメニューを持ってきた。
『ウィスピーウッズのもりもりスイーツプレート』である。
が、普通のバージョンとは少し違う。
公式サイトの盛り付け方よりもお皿の奥に寄せてあり、手前にはチョコレートで『
Happy Birthday』の文字。
そう、誕生日特別バージョンである!
もっとも、誕生日なのは自分じゃなくて連れの方だが。
実をいうと、二度目のカービィカフェは前述した夜メニューのほかに、同行者の誕生日を祝うためでもあったのである。
予約の際は急いでいたので備考の欄に同行者が誕生日であることを書き忘れていたのだが、当日店員さんに話すときちんと対応してくれた。
誕生日に祝ってほしい人はちゃんと店員さんに伝えるといいのである。
(身分証明書による確認が必要だけどね)
BGMが一時的に変わり、店員さんとその時お店にいた他のお客さん(自分含む)でお祝いをしたのである。ちなみにプレートは二人で食べた。
量自体はかなり多め、ケーキにシュークリームにチュロスなど盛り沢山。
更に単なる置物に見えるウィスピーの頭を持ち上げるとフルーツが出てくる。
そして、ウィスピーの顔部分を外すとストロベリーソース(?)が。
公式サイトによるとチョコフォンデュらしいけど、チョコではなかったような。
チョコで文字が書かれていたからか、単にチョコが品切れだったのかもしれない。
(デミソースが品切れ時はホワイトソースで代用的な公式ツイートを見た記憶がある)
個人的にはチュロスが美味しくてお気に入りである。
同行者と二人で食べてちょうどいいくらいのボリュームだった。
ちなみに、このメニューで使われているお皿はカフェで普通に販売されている。
これだけでも十二分にカフェ気分が味わえるので買ってみるのもいいと思う。
ちょっと前までは絶望的なまでに予約戦争の難易度が高かったものの、12月の予約戦争からは明らかに誰でも予約しやすくなっているのである。
更に、期間も当初の予定だった2月から6月にまで延長している。
なので、今までカービィカフェに行こうとしても予約が難しくて諦めていた人でも是非とも再挑戦してみてほしい。
値段こそ高めだが、クオリティはそれ以上のものである。