ようやくNintendoLabo(ニンテンドーラボ)が我が家に来た。
実は発売日に確保してはいたのだけど、確保したのが実家だったし、おまけに仕事も忙しい時期だったせいで仮に実家から送られてきても作る暇がなかった。(今は忙しくないのかというのはNG)
ということでさっそく作っていく。
こういった工作が絶望的に苦手な自分でも作れるのかが気になるところだ。
(ちなみに自分は過去に分解したセガサターンをそのまま破壊した前科がある)
箱は割とデカい。スイッチ6個分ぐらいの大きさ。
作るものを考えれば妥当。
とりあえず、チュートリアルに従いソフトを起動する。
起動して早々に左右のJOYコンの更新が始まった。
ソフトや本体じゃなくて、コントローラの更新とは珍しい気がする。
最初は練習から始まるらしい。
HelloWorldならぬHelloNintendoLaboである。
作成は動画付きでわかりやすい。
しかも動画は勝手に進んだりせず、巻き戻し可能の手動進行。
優しくてわかりやすい。
段ボールからパーツを外す際に壊れてしまうんじゃないかという懸念はあったけれど、ちょこっと力を入れるぐらいで簡単に外れるぐらい外しやすい。
これならチビッ子でも簡単にできるなぁと考えながら作っていく。
ここで一つの事実が発覚。
この動画(というのも変な気はするけど)、スライドやズーム、回転が可能で、組み立て中にどこをどのようにしているのかがわかりやすいらしい。
至れり尽くせりだ。
しかも、チュートリアルの通りに操作するだけで『ブラボ-!』とか言って褒めてくれる。嬉しい。
そんなこんなで出来上がったのがこのケース。早くも期待度爆上がりである。
ここからが本番、ロボットを組み立てていく。
ロボの組み立ては8ステップ。(実質7ステップだけど)長い道のりになりそう。
第一ステップでは頭につけるバイザーを作る。
直前のチュートリアルと比較して、突然難易度が上がったから面食らったが、
総合的にみるとまだ簡単なほうだった気がする。
第二ステップはパワーボックスというロボット内部で動く塊。
このあたりで色々と気になる作りが出てきて、ロボットの構造をなおさら知りたくなってくる。
第三ステップからはいよいよあのデカいボディ。
付属してくるヒモやらハトメやらをメインに使うので、ここが一番長く、大変だった気がする。
ただ、ここを抜けた達成感はなかなかのもの。
第四ステップでは内部で動くスライダー。
このあたりでようやくロボットがどういう構造で動くのかがわかってくる。
構造の理解と共にモチベも上がって来るので、この順番で作らせるのはお見事だと感じる。
第五ステップと第六ステップはコントローラになる手足。
地味ーにヒモの微調整が大変だった。
実質ラストの第七ステップはJoyコンを使って操作の感知を行うためのドッグ作り。
これまでの手順が嘘のように簡単。ぶっちゃけ組み立てにおいてはウィニングランみたいなもの。
で、完成。
まだゲームらしいゲームはやってないはずなのだが、割とかなり楽しんでいる。
それもこれも、ニンテンドーラボが『作る楽しさ』に重点を置いているからな気がする。
実は、以前にもニンテンドーラボのように、ゲーム中にリアルアイテムを組み立てるゲームを遊んだことがあるのだが、その時は途中でモチベをなくして挫折してしまったのだ。
というのも、そのゲームだと、モノの組み立ての流れが殆ど『とりあえず書いてある通りに組み立てろ』で済まされてしまっていて、その間は必死に手順とにらめっこをしながらリアルアイテムをいじり続ける羽目になってしまっていた。
で、大体3時間ぐらいで、リアルアイテムをいじるのがなんか嫌になってそのゲームをやめてしまった。
ちなみに、今回のロボット組み立てにかかった時間は4時間ほど。
以前の挫折よりも長く続けてリアルアイテムをいじり続けていた。
こうも長く組み立て続けられたのは、多分自分の忍耐力が上がったとかそういうわけじゃなく、今作がありとあらゆる意味でユーザーライクなシステムになっていたからだと思う。
今作の組み立て手順は、視覚的に極限までわかりやすく説明するうえで、手順の進み具合でBGMを変えたり、時にユーモアを混ぜたりしている。
バシバシ高速で進めるのではなく、早回し、巻き戻しが可能なプレイヤーに合わせたペースで進められるのもよかった。
だからこそ、今作ではプレイヤーは置いて行かれず、飽きることもない。
ゲーム部分はまだそこまでプレイしていないので、何とも言えないのだが、とりあえず組み立て部分だけでいえば、かなり面白いゲームだった(組み立てはゲームとは違うという突っ込みは抜きにして)。