いろいろとゲームを語ろう

物好きなゲーマーがただただ最近遊んだゲームの感想とか内容とか書いていくブログ。レトロゲームの割合が高いかもしれない。更新は気が向いた時にだけ。

お前はまだグンマを知らない アニメ版 感想

いきなりだが、自分は群馬県出身である。
で、群馬県民であれば大抵の人間が知っているであろうWEB漫画がある。
それこそがお前はまだグンマを知らない*である。

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*『お前はまだグンマを知らない

井田ヒロト氏作、『くらげバンチ』にて連載中の人気Web漫画。

その名の通り群馬(グンマ)県をテーマにした漫画であり、群馬の奇妙な一面を『誇大表現こそあるがだいたい合ってる』ともいうべき形で面白く描かれている。

 

いや、連載開始当初はあんまりメジャーではなかった気がするけど、
なんか知らないうちに群馬県公式でグッズが出たり、
ドラマ化したり、映画化したりするほど有名になっていた。
(今さっきゲームが出てたことを知った、あとでやってみよう)

 

自分は1巻の頃からこの漫画のファンであり、
群馬を離れた今でもこの漫画が大好きでちょくちょく読んだりしている。
(ちなみに、うちにある漫画はゲーム原作のものを除くとこれだけである)

 

ドラマ版もちゃんと見たし、録画したものをたまに見返したりはしている。
映画版は見ていない。というか上映期間が短すぎて見に行けなかった

さっき調べたらDVDが出てたのを知ったので。後でポチることにする。

(何がファンだ。知らないことばかりじゃないか)

 

で、まさかまさかのアニメ化が決まって、期待はしていた、のだが、
まさかのTV放送がアニマックスと群馬テレビのみ

 

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しかーし、DVD版はちゃんと発売したので無事視聴することができた!
いやー、よかったよかった。

 

このアニメは所謂30分アニメではなく、1話あたり5分程度の短めのもの。
(よく知らないけど最近はこっちが主流?)

 

ちなみに原作で好きなキャラは家城瑛南(イエティー)、轟一矢、木村仁建、愛知伊代菜の四人。

 

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とりあえず各話ごとの感想。
原作アリの常としてどうしても原作との比較になってしまうのはご了承頂きたい。

(原作の話数は単行本のものを使用します、Web話数だと書きおろしの分だけずれる) 

 

#1 『心にググっとグンマ県』
原作#1のアニメ化。
内容もそのまま漫画版のものにそのまま動きが付いた感じ、
エフェクトやサウンドによって更に異質感が増した気がする。
個人的には原作よりも好きな回。

 

設定だけ同じでほぼほぼオリジナルだったドラマ版と違って、
こちらは原作に準じる形になっているのがわかったので安心かつ、楽しみになった。

 

#2 『起立、注目、礼』
原作#2中盤のアニメ化。
カットされた自転車シーンはアニメ映えしなさそうだし仕方ない。
(からっ風は別の回でもやってたし)

 

原作準レギュラーの古頃&木村が原作よりも早いタイミングで登場したのは驚いた。
(原作だと#7からの登場)

 

『よそ者がァア!』はモブが言うよりは確かに木村が言う方が印象に残りやすいし、いい感じ。原作だとあまり見られない敵対心剥き出しの二人が見れて満足

と思いきや原作見返してみるとこの発言したキャラ、やけに木村に似てた。

てか木村だったのか。

 

木村を木村と判断する材料が『隣に古頃がいる』ってポイントだったから気付かなかった。(凄く木村に失礼)

 

あと、木村は『笑顔が綺麗なイケメン』ってイメージが付きすぎてたのも原因か。
(原作のこのシーンの木村?は警戒からかかなり険しい顔つき)

 

あれおかしいな、委員長初登場回なのに木村の感想しかしてないぞ。

 

#3 『つる舞う形のグンマ県』
原作#3のアニメ化。
アニメ版#1と同様に原作まんまな回だけど、委員長の登場シーンがちょっと違ったり、くまモンが登場しなかったりする。


前回から引き続き古頃&木村が登場、今回は古頃も喋った。

篠岡初登場回、篠岡の可愛さは原作同様

 

困ったことにこれと言って語ることがあんまりない。
(原作からしてこの回は地味だし)

 

#4 『焼きまんじゅう
原作#4のアニメ化。

1話かけて焼きまんじゅうの紹介、
ここまで原作のナレーションは大体省略されていたのだが、今回はそのまんま原作通りである。神月の食レポ?もそのまんま

 

更に神月のリアクションが原作よりも更にオーバーになっていて見ていて面白い。
地味に古頃&木村も登場。原作よりも目立つのは良きこと也

一方、神月の回想シーンはカットされており、一矢の出番は一切ない

 

#5 『JKJ』
原作#6のアニメ化。
原作#5は進撃の巨人パロディもあるし、アニメ化しづらかったんだろうとは思うけど、
委員長の立体機動シーンはアニメで見て見たかったかな


ところで、この回(原作#5)飛ばすと一緒に一矢の伏線がカットされちゃうんだけど、
もしかしなくてもアニメ版だと一矢の出番ない?

 

そして原作#6は個人的にこの漫画でも上位に入るほど好きな話
序盤から中盤までの猫被り篠岡と終盤のJKJ篠岡のギャップがホントにいいのよマジで。

 

アニメだと猫被り篠岡の可愛さが原作よりも更にアップしていていい感じ。
ちょくちょく挟み込まれる上毛かるたチェックの表情もやっぱいい
(カルタチェック表情は原作とアニメどっちがいいかは多分1時間悩んでも結論は出ないと思う)

 

ただ、『ウソだバカ』のシーンは間違いなく原作の方がよかったような。
いや、このシーンの篠岡はアニメの方が確かに可愛い。それは間違いないんだけど、
どうしても原作の可愛らしさを完全に投げ捨てたゲスい表情が良すぎてなぁ…。

 

#6 『上毛かるたの歴史』
原作#7のアニメ化。

上毛かるたの禁止札周りの説明が飛び飛びなのは気になったが、
それ以外はビックリするほど原作そのままの回。

 

#2の古頃&木村と同様に家城(イエティー)が一足先に登場
(原作だと#10から初登場)

 

一方で原作にあった古頃&木村のシーンは完全カット
だから一足先に登場していたのか…。

 

おかげでJKJがあんまり危険な集団には感じなかった。
(変な集団なのは相変わらず)

 

#7 『からっ風』
原作#8のアニメ化。
アニメ#2で自転車シーンがカットされたのは多分この話があるから。

 

原作#8は『からっ風とかかあ天下』なのだが、
アニメだとかかあ天下のパートをまるまるカット
(かかあ天下は色々とぼかしてはいるが他作品のキャラも出てくるので…)

 

そのおかげでからっ風の紹介シーンは原作と完全一致
(流石に原作者の実体験を語るシーンはないけど)

 

『グンマなんか大っキライだー!』が聞けたのでとりあえず満足

最後も原作通り委員長達に花見に誘われるのだが…
(続きはアニメ#8の感想で)

 

#8 『海』
原作における『からっ風』の次はクラスメイト達との花見、つまりからっ風回のラストから繋がるので、アニメでも花見をやるかと思いきや、まさかの海

 

『俺の知ってる花見と違う!』のシーンはアニメ映えしそうだし、原作花見回は凄く面白かったので期待してただけに残念。自衛隊の許可が降りなかったのだろうか。

 

で、ぶっちゃけると原作序盤に海の話は一切ない
じゃあこの話はアニメオリジナルなのかというと、ちょっと違う。
(ほぼオリジナルみたいなものだが)

 

この話は原作#10の1ページ目のアニメ化である。
何を言っているのかわからないと思うが、正直自分もよくわからない。

 

原作#10は実くんの初登場回で、原作#10の1ページ目は海に実くんを連れて行った時に大はしゃぎしたという回想シーン。そう、ここのアニメ化である

1ページだけのシーンをそのままアニメ化した例は初めて見たので驚いた。

 

原作の実くんは(比較的)常識人ポジションだったのだが、アニメだと完全にその他の人物と同じぶっ飛んだ性格になっている。

 

流石に1ページだけで終わらせるのは無理があったのか、原作#36などのネタも多少ミックスされており、半アニメオリジナルのような感じになっている。
野汁先輩回のネタを使ったのは『何があろうともアイツは出さない!』というスタッフから意思表示だと受け取った。
(むしろ何故ドラマ版でレギュラーだったのか)


まぁ、アレを公共の電波で流すのは『まずいですよ!』じゃ済まないからなぁ…。

(色々言ったけど野汁先輩自体はいいキャラしてるので好きです) 

 

#9 『グンマの運動会(前編)』
今度こそ原作#10のアニメ化。

前回で1ページ使った分余裕ができたのか、内容は原作そのまま、カットされた部分もなし

 

おかげで感想らしい感想がこれと言ってないのも困る。

 

実くんの『何言ってるの?』のシーンが原作に比べてインパクト薄いなぁ程度かな。
(篠岡の件といい、アニメは全体的にキャラの豹変シーンのインパクトが弱い気がする)

 

どうでもいいが個人的に赤城は赤、榛名は緑、妙技は黄のイメージだった。

 

#10 『グンマの運動会(後編)』
原作#11のアニメ化。

全話見た中では一番残念な回だった気がする。

 

尺の短さがモロに響いているのか、『みそパン』のネタが省略されており、
『創作こけし』は完全カット、そのせいで下仁田ネギを拒否するシーンがかなり唐突

 

原作だと蒟蒻ゼリーみそパンこけしという流れで神月が邪推した末に下仁田ネギを見間違えるというネタなので前提となる2つが省略された結果よくわからないシーンになってしまった。

 

まぁ、それは別にいいんだ(良くない)
一番残念なのはラストのイエティー&篠岡のシーンがまるごとカットされた点
あのシーンのイエティーのイケメン感が堪らなく良かったのに、アレがアニメで見れなかったのがホント残念

 

ところで、木村のセリフが『フレッセイ』からベイシアに変更されたのは単に県外の視聴者に伝わらないと判断されたからなのか。

 

#11 『自販機店舗』
原作#12のアニメ化。

後半までは大体原作通り、しかしオチがない


おかげで謎のおじさんが最後まで謎のおじさんのまま
(原作だと最後にこのおじさんが委員長の叔父だとわかる)

 

途中まではまるまる原作通りだったのに本当に惜しい!
あと、『似たか寄ったか!』のシーンのアップが欲しかったかも。

 

#12 『我々はまだグンマを知らなかった』
最終回、原作には存在しない、純度100%アニメオリジナル

原作#13は『富岡日記』なので、そちらでもよかった気はするけど、まぁ最終回向きの話じゃないし仕方ない。更にその次は『トチギのスパイ』でシリアス回が始まっちゃうし。

 

でも、この回でもっとも語るべきことは…

 

ま さ か の 野 汁 先 輩 登 場

 

である。

 

初登場回のネタ使ったし、絶対に出てこないと思ってただけに意外

しかもCVが死ぬほど豪華スタッフGJ!

 

物語としては最初から最後までアニオリなので、原作には存在しないネタがそれなりに登場する回。

今回の主題である『群馬(県ではない)』『妙技神社(神社ではない)』全く知らなかったので、先が読めずとにかく驚いてばかりだった

わかる人なら名前を聞いただけで展開が読めたりしたのだろうか?

 

やっぱりアニメでもおまグンは面白い!

 


総まとめ
一通り見てみて思ったのは、『原作ファン向けのアニメ化』って感想。
アニメならではの演出キャラごとにあった声優さんの演技生き生きと動くキャラ達と、原作から逸脱しない範囲のアレンジと、個人的(ファン)な目線でいうと割かし満足ではあったんだけど、やっぱり尺が足りない


原作のネタが時間切れによるカットでよくわからない展開があったので、原作未見だと意味不明な個所もありそう

 

あと、原作にあったような伏線の数々が軒並み抹消されており、(一矢関連やトチギ関連、篠岡からみた神月など)続きのアニメ化はあんまりする気は感じられなかったが、もっと原作の続きをアニメでやってほしいと思った。

 

つまり、なんやかんやで好きなアニメになったのである。

 

 

ところで一矢さん、存在そのものが原作序盤のネタバレなもんだからドラマでもアニメでも扱い悪いのどうにかならないのかな。ドラマには一応登場してたけど、アレは名前だけで設定は委員長の方だし。