人間であれば誰しも『透明人間になりたい』なんて思ったことが一度くらいあるだろう。かくいう自分もその一人。
さて、最初に一つ聞きたい。
『誰からも姿が見えないから透明人間は自由である』
コレは透明人間という存在の真理だと思うが、この記事を読んでいる諸君は、この文面を読んでどう思う?羨ましい?それとも…?
なーんて、くだらないことを書いたところで、今回もゲームを語っていくとしよう。今宵語る作品はこちら。『最悪なる災厄人間に捧ぐ』である。早口言葉みたいなタイトルだが公式の略称は『さささぐ』、こっちもこっちで舌を噛みそうである。プラットフォームはPS4/NintendoSwitchの2機種。
今作を購入したのはリリース当初、かれこれもう2年くらい前だが、同シリーズ(?)である『デスマッチラブコメ』の終盤あたりにひたすら困惑させられた苦い思い出から長らく放置してしまっていた。
(一応言うとデスマッチラブコメも面白かった。終盤の展開に思考がついていけなかっただけである)
でまぁ、ここ最近は消費コスト高めなゲーム(アクションやRPG)を複数同時進行してたせいでめっちゃ疲れており、気まぐれに消費コスト低め(つまりADV)で、かつ購入済みだった今作に白羽の矢が立ったワケである。
いやはや、クリアした後に後悔した。『ここまでの大傑作ならばなぜもっと早くにプレイしておかなかったんだー!』と。それぐらいの名作であった。2018年はとっくに過ぎ去ったが『マイベストADV2018』なんてものがあれば今作を挙げたいくらい気に入っている。
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